京阪神カバめぐり旅行 1日目

王子動物園にカバの赤ちゃんが生まれたんだって。→へー、小さいうちに観に行きたいな。神戸だよね、遠いよなー・・・。→では夜行バスで行ってみては？安いし。→うんわかった。そしたら関西の動物園をまるごと観ようよ。

そんな風で連休は夜行バスに乗り、大阪、神戸、京都の動物園を巡ることにしました。
夜行バスを利用するのは初めてでした。連休前でしたので、調べていても満席便が多かったですが、何とか見つけた夜行バスツアーが往「横浜駅→大阪駅」と復「京都駅→横浜駅」でお一人様11300円。片道新幹線価格より安かったと浮かれていましたが、かなり座席間隔が狭い。僕だと膝が前の背もたれにぶつかって痛いんで通路側に足を投げ出さないとだめ。出発は23時で翌朝着く。深い眠りは無理でしたが、着いてすぐから活動できるんでお得感あり。

ちょっと早い到着だったから動物園はまだ開いていない。通天閣の足下、新世界を散歩するもお店もやっていない。今日のお昼ご飯をどこで食べようかなんて言いながら右行ったり左に行ったり。少しずつ開店の準備をする店先には、昭和を思わせる看板やパフェ、トースト等の食品のサンプル等が並び始める。歩く人の手にはビール、淡麗とタバコ。また、目の前で横たわり眠る者もいた。お昼は串カツ、たこ焼き、フグなんかどう。

天王寺動物園の開園は9時30分。



天王寺のカバはオス1頭とメス2頭。テツオと母親ナツコと嫁ティーナです。僕らがたどり着いたときには水槽内でスイスイ泳いでいました。気持ちよさそう。結構広いカバ水槽にはティラピアというお魚さんが一緒に住んでいて、カバの排泄物を食べてくれたり、手の届かない背中を掃除してくれたりします。水槽の中がきれいに保たれています。また、陸に上がればガン、サギさんが居て背中に乗ったりお互い意識しながら暮らして居るみたいです。食事以外だとあまり動かないカバですが、ここでは頻繁に動いていました。水中にいると体が軽いから動きが速くみえますよ。

ブチハイエナの夫婦。オスの秀（シュウ）は恐妻家であると告白していました。今は平和のひととき。

人気のホッキョクグマ、ゴーゴ君。オレンジ色の浮きと黄色い筒がお気に入り。最初は気にしないように遠目で見ていましたが、やっぱりオレンジと黄色が気になって水に飛び込んじゃいました。すごく満足そうです。

動物園の至る所から通天閣が見えます。

お昼ご飯は串カツにしました。串カツ屋さんは沢山在りますが、裏通りの小さいお店のほうが人気があるみたいたいです。「だるま」と「やっこ」と2店並んでいましたが、「やっこ」にしました。どちらも行列ができています。メニューは串カツ、トンカツ、いか、チーズ、レンコン、海老、しいたけ等で目の前の鍋で揚げてくれる。オジサンが箸で目の前にあるさらに盛ってくれるんだけど、すぐに手をつけると火傷してしまうのでちょっと間を持ってから口に運びましょう。ソースの2度付けはどこも禁止されている。キャベツは食べ放題？二人、ビール付きでお腹いっぱいになるまで食べて3000円ちょっと。おいしうございます。

神戸にホテルをとったので、夜は南京町で中華。と言っても席には着かず、全て立食いで済ます。