明治神宮の流鏑馬

syntax_error3032009-11-03

 昨日までは大荒れの天気でしたが、今日は見事に晴れました。非常に寒いですが、11月本来の寒さなんでしょうね。

 乗馬をやっている家人のお友達から席のご招待をいただき、明治神宮武田流流鏑馬を観ることができました。僕と馬との距離は5メートルくらいです。流鏑馬は神事ですので、儀式というか難解な仕草が要所にありますが、なんというか観ている者も自然に背筋が伸びてしまいます。神主さんにお清めも頂きました。


http://www.geocities.jp/radioaktivitate303/photo/091103ybsm/01.jpg

http://www.geocities.jp/radioaktivitate303/photo/091103ybsm/02.jpg

http://www.geocities.jp/radioaktivitate303/photo/091103ybsm/03.jpg

http://www.geocities.jp/radioaktivitate303/photo/091103ybsm/04.jpg
 大人の上半身程の大きさの扇をかざすとスタートの合図です。的は30メートル間隔に3つあり、疾走する馬から弓を放ち、的を射抜きます。馬の全速力は土の響きと埃が舞い上がり、瞬く間に過ぎていきます。5メートルくらいだと僕らの足にも振動が伝わってきます。射抜くと観客から大歓声が上がりますが、3つ全てを射抜くのは相当難しいようです。1と2の的を射抜いても3の的にたどり着く頃には馬の速度も上がってきていて、弓の準備が間に合わなかったりします。外してしまうと「アー・・・」と息がもれてしまいますが、当たると身震いするほど興奮します。射手(流鏑馬をやっているひと)もスポーツならガッツポーズなどをするのでしょうが、神事なのでグッと堪えているように見えました。笑


http://www.geocities.jp/radioaktivitate303/photo/091103ybsm/05.jpg

http://www.geocities.jp/radioaktivitate303/photo/091103ybsm/06.jpg

 客席から撮った写真ですが、すごく速いので追いつきません。ですから疾走する馬の上から的を得るなんてとんでもない・・・ということでしょう。