コビトカバのコユリ
上野動物園のコビトカバ、6月22日にショウヘイとエボニーの間に子供が誕生しました。名前はコユリと言います。誕生したときの体重は6.8kgでしたが今は30kgぐらいになっているそうです。僕は生まれてスグを見逃していましたので、今日は観るぞー、撮るぞーと気合いを入れて来てみました。
お母さんエボニーとコユリは同じ放飼場で暮らしています。コユリはエボニーから一回りも二回りも小さいミニチュアみたい。コビトカバの子供。コビトカバはカバの子供じゃない。頭からお尻までツルンツルンです。一回でいいから持ち上げてみたい。口はカバほど大きくない。
実は昨日も来て2時間ちょっと観察して写真を撮ってましたが、K10Dでホワイトバランスだとかピントがうまく合わないんで、夜中にムニャムニャ悩んでおりました。昨日は雲が掛かっていたので気をつかってホワイトバランス「曇り」にしたのが不味くって、写真に黄色みがかかってしまいました。コビトカバは体が黒光りしているので見た目よりもシャッタースピードが遅くなり、被写体ブレが起きやすい。今までも何回も何回も失敗してきた。持って行ったレンズはFA50mmとDA17-70mmとFAJ70-300mmの3本。FA50mmはf値が1.4と明るいレンズなので、室内でも被写体ブレを起こさなくていいかなーと思って持って行ったら、案外50mmの距離感が難しかった。で、1.4じゃボケすぎだし、コユリが良く動くのでノンビリ構えていられなかった。結局FA50mmは2.8以上に絞って使いました。FA50mmは他の機会に練習しよう。
お母さんエボニーと寄り添って寝ています。11時から14時くらいまでずっと横になって動きませんでした。
時たま顔を起こしてアクビをするコユリ。お母さんは寝てたいけど、コユリはもう起きたい様子。ソワソワしていました。
思い立ってプールに向かう。コユリはぴったり着いてくる。今日はからっと晴れて暑かったので、体を冷やしに行ったのでしょうか。
隣の放飼場にはコユリのお姉さん「コウメ」がいます。今日はとても元気なご様子です。
キーパーさんが顔をだします。そろそろ室内にはいりませんか?の合図。
室内の放飼場。コユリは母乳かと思っていたけど草も食べるんですね。へぇー。
5時間近く立ちっぱなしで頑張ったのと、最後にエボニーから撒き糞のプレゼントをもらいました。草しか食べてないから臭くないだろうと思ったけど、やっぱりにおいます。今日はおわり。またね、エボニー、コユリ。