台湾旅行3日目

　昨日は永和の豆[將/水］で食べたので、今日はとなり。名前は忘れたけど、隣の店ね。豆[將/水］は店によって大きく違うことはなかった。ここではレンゲですするのじゃなくって、ストローが刺さっているドリンク型。食べやすいけど油條とか漬けながら食べられないよねー。

　日本は海の日、台湾は平日。昨日よりも歩く足が速い気がする。スクーターからガソリンの匂い。

　総統府の見学ツアーに参加した。外国人はパスポートがあれば入れる。さすが台湾の総統が居る建物とあって入り口から物々しい。憲兵がトリガーに指をかけているように見えます。もちろん撮影禁止。荷物は全部取り上げられちゃいます。
　ツアーを案内してくれるのは陳さん。日本語がお上手です。ツアーのなかにお気に入りのご婦人がいるようで、そのご婦人に真っ直ぐ向いて説明しているからこちらに伝わってこないです。総統府のこと、日本統治のこと、長くお話しを頂きました。
　ツアーの最後はお土産屋に通されます。僕らは絵はがきを買って総統府内の郵便局で自宅へ手紙を書きました。台湾に来るといつも自分宛に航空便を出します。台湾から日本へは10元ですので35円くらいでハガキが出せます。ハガキを書いているとSPがやって来て「見学コースから外れている。」と注意を受けました。ちょっと怖かったです。（総統府からハガキを書くと素敵なスタンプを押してもらえます。（右上の写真）
　ツアーが終り、荷物を取りに向かったら、一瞬だけ憲兵に銃を向けられました。え？　　そこから中に入っちゃいけないらしいです。　怖わわわ。

　これだけ警戒しているんだから、今日はなにかイベントがあるんだろう、と総統府の正面に回ってみたら、正面道路に中南米のセントルシア国旗が掲げられていました。憲兵もお巡りさんも警戒・・・・お巡りさん・・・車の中で待機しているのだけれど、PSPやっちゃいかんよな。

　こちらも歴史的な一面を迎えていました。馬英九さんが総統になったとき、与党が民進党から国民党に変わりました。民進党政権のときに中正紀念堂（中正とは蒋介石さんの名）も台湾民主紀念館と名前を変えていましたが、国民党政権に戻った今、その建物に掲げられた名前が「中正紀念堂」に戻る日でした。だから観光ができません。報道陣が沢山集まっています。正面入り口は机や有刺鉄線でバリケードが築かれて反対派が侵入できないようになっていますので、さっすがに僕らも入れませんでした。兵隊さんの交代が見たかったなー。

　中正紀念堂の近くにある「金峰魯肉飯」です。ガイドブックに載っている店ですが初めて来ました。お店のおばちゃんが「魯肉飯で有名な店ね。注文は。」って、お上手なんで魯肉飯中盛りと[火空]肉飯と鶏のスープを注文しました。うぉー魯肉飯が美味いのは当たり前なんだけど、鶏ノースープがめっちゃおいしい。ショウガとハマグリの出汁で鶏肉が崩れそうなぐらい柔らかい。とても店内が暑い。食べるそばから代謝しているくらい汗がでる。

　前回来たときにとても美味しかった民権西路の商店街で[火考]肉飯と2菜を食べた。ちょっと僕、食べ過ぎでは・・・・。

やっぱり食べ過ぎた、歩きすぎて足も痛い。ここはゆっくりお茶を飲もう。家人は東方美人で僕はプーアル茶。ああああ、店内が涼しい。

　夕飯はのんびり小龍包を食べようと思って捷運の中山近くのレストランに行ったけど、あまり感動なし。最後の夜なのに"やっちゃった"感が強いし、7度目の台湾を決意した瞬間だった。空芯菜に炒め物が美味しいかな。