阿修羅展

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 東京国立博物館興福寺からやって来た国宝「阿修羅」が公開されています。
 土日祝日は大変混むと予想されていたもんですから、会社の年次休暇を利用して行きました。しかし平日でも30分待ちと大変な人気ぶり。このような中、行列には日傘が貸し出されたり、飲料水を振る舞われたりと熱中症対策が万全だったのは素晴しいと思います。
 メインが阿修羅なもんで、他は殆ど印象には残っていませんが、あの音声解説はよくないね。あれ聞き始めるとみんな固まって立ち止まっちゃうんで純粋に鑑賞したい人が前に行けない。音声聞きたい人はココで再生してください、みたいなゾーンを決めてやった方が良いと思います。
 さて阿修羅。阿修羅が台風の目となって時計回りに人が渦を巻く。360°鑑賞しやすくなっています。
正面の顔、左側の顔、右側の顔・・・腕の付け根とかやっぱり現物を見なくちゃ判らないものです。顔が3面なのに耳が4枚だったりとか。そんなことはどうでもいいじゃんと言われるかも知れませんけど。きゃしゃな容姿でしたが顔は目力を感じます。こういう展示は薄暗い照明が多いですけど、もうちょっと明るい照明でも観てみたかったですね。