フィルム

 ちょっと調べて判ったのは、ネガは広く一般に用いられているフィルムで、かの「写るんです」などのフィルムにも使われています。絞りやシャッタースピードの決め事がなくてもそれなりにプリントできるのは、ラチテュード*1が広いため、焼き込みの自由度が高い事です。「露出アンダー」とか「露出オーバー」とかがなくって、撮った後で何とでもなるフィルム。逆にリバーサルは、色やピントがものすごくシャープな事でしょう。ネガよりも扱いが難しく、正確な露出を与えないと「写ってない?!」って事が起きてしまう。写真の”再現性”が高いようです。だから「写るんです」には使えないんですね。

写真はLOMO LC-Aで撮影。

*1:最明部と最暗部の幅