ロストテクノロジー

さよならフロッピー 国内最大手、ソニーが販売終了へ

ソニーは23日、3.5インチフロッピーディスクの国内販売を来年3月末で終了することを明らかにした。USBメモリーなど大容量の記録媒体の普及で、需要が減ったため。ソニーは3.5インチ型を世界で初めて商品化した国内最大手。ほかのメーカーは大半がすでに販売を打ち切っている。

 フロッピーディスクは磁気ディスクの一種。8インチ型、5.25インチ型に続いて、3.5インチ型をソニーが1981年に発売した。最初は英文ワープロ用だったが、83年には日本でも発売。持ち運びの便利さが受け、一時期はパソコン、ワープロ用の代表的な記録媒体になった。

 ソニーはピークの2000年度に国内で4700万枚を出荷したが、09年度は800万枚程度に減少。それでも国内で7割のシェアを持つ。近年、大手では日立マクセル三菱化学などが次々販売を終了。残るイメーションも、販売終了の時期を検討中という。

asahi.com 2010年4月23日

 会社で使っているデータロガーの記録にはフロッピーディスクが現役である。もう20年物であり、埃っぽい環境だから何回かドライブ交換しているし、書き込み速度も遅いけどコレしかない。いまじゃ動ひずみ計だとコンパクトフラッシュが主流です。5インチディスクが消滅したときも測定機器を総入れ替えしたんで、次も新しい機器の説明書と睨めっこになるのかな。