続はじめての落語

 ほぼ日プレゼンツの催し物。ラフォーレミュージアム六本木にて立川志の輔さんの落語を2席鑑賞す。演目は古典の「壷算」、こたつトークの「寝床」、新作の「ディア・ファミリー」でした。落語ってアレですね(?)。噺家さんが座布団に座ってお話を始めると、まず「えーっ」って言ったあとにサワリの部分があるのですが、徐々に本題に導かれて「あっ始まった!」ってわかる瞬間がすごく気持ち良いです。志の輔さんの創る駆け引きの間がなんともよい。こたつトークでは、落語の世界観を例えたとき、志ん生さんの寝床「旦那と何で一緒になったのぉ?」「だって寒いんだもん。」ってのがすごく気持ちよかった。愛しているとか好きだってコトバじゃない。夫婦の究極を物語っていると思った。「ディアファミリー」は勤続30年のお父さんに社長から送られてきた贈り物「鹿のあたま」。団地住まいの家族には関係のない(要らない)「鹿のあたま」。のお話。笑って笑ってスッとしました。