多摩動物公園

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 お昼から出かけました。天気が良いのですが、何せ蒸し暑い。辛い季節ですね。
 到着するとアフリカゾウのガイドツアーが始まりそうでしたのでアフリカ園へ急ぐ。子ゾウのマオが3歳になるそうで、その記念ガイドツアーと言ったらいいのでしょうか。50〜60歳まで生きるアフリカゾウですから、まだまだ赤ちゃんですね。お母さんにぴったり付いていました。おっぱいも飲んでいました。

 チンパンジーの皆さんにご挨拶。最近、放飼場に打楽器のドラが2つ設置されていました。ここでの取り組みは模擬蟻塚に蜜を入れて細い枝に絡みつかせてなめたり、ジュースの自動販売機を設置してコインで飲み物を買って飲んだりとチンパンジーの可能性を引き出す展示の仕方をしてきたようです。そこでこの”ドラ”は誰が一番最初に鳴らすのでしょうか。恐らく”ドラ”の音はカミナリのような大きな音なので誇示行動に利用できるのかな。ボランティアのガイドさんも「ここのチンパンジーはちょっと平和慣れしているから、いい緊張感があったほうがいいのでは。」とお話しされていました。1月22日に生まれたチンパンジーの赤ちゃんアンナはお母さんマリナにしっかりしがみついていますが、胸、胴体にしがみつくのではなく、足にしがみついていました。お母さんが歩いていても、ずーっと足にしがみついて靴みたいになっています。ひょっとしたらこの文化は継承されるかも知れませんね。

 今日のメインはオランウータン。オランウータン舎が新築されていました。なんと総工費10億円?!ぐらい?!(関係者談)すごく立派な屋内、屋外放飼場に加えてワイヤーロープで200メートル位(私の目測!)綱渡りした先には「オランウータン森の休憩所」という、いわば別邸が設けられているのです。こちらは母屋の鉄骨ジャングルジムに対して、地面は土、自然な樹木が植えられていて居心地が良さそうです。4人のオランウータンのうち、ジプシー、チャッピー、ポピーの親子3代が渡れますが、一番上のジプシーは別邸に行ったきり母屋に戻れなくなっています。体力的に厳しいのかな。毎日、娘と孫が遊びに来てくれるからいいのかな(笑)。


すっげー充実した一日でした!

東京ズーネット | TokyoZooNet
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